北海道の競売物件に実際に入札してみた体験記
北海道の競売物件への入札体験を解説。BITシステムでの物件調査から入札手続き・落札後の流れまで実践目線でまとめます。
北海道の競売物件に入札するきっかけ
不動産投資で利回りを追求していると、どうしても「競売物件」という選択肢が気になってきます。私も北海道で投資用物件を探す中で、通常の流通価格より2〜3割安いケースがあるという競売の魅力に惹かれ、実際に入札してみることにしました。
結論から言うと、初回は落札できませんでした。しかし、この経験を通じて競売の仕組みや注意点を体感できたので、これから挑戦を考えている方の参考になればと思い、体験記としてまとめます。
BITシステムでの物件調査
競売物件を探すには、**BIT(不動産競売物件情報サイト)**を使います。裁判所が運営する公式サイトで、全国の競売物件を閲覧できます。
私が狙ったのは札幌市内の区分マンションでした。物件を選ぶ際に確認したポイントは以下の通りです。
- 3点セット(物件明細書・現況調査報告書・評価書) の内容
- 占有者の有無と明渡しの見込み
- 滞納管理費・修繕積立金の金額
- 周辺相場との比較
特に北海道の場合、冬季の現地確認が難しいことがあります。私が入札した物件は12月に公告されたため、積雪で外観の状態が把握しにくかったのが正直なところです。3点セットの写真は夏〜秋に撮影されていることが多いので、現況との差異がある可能性も頭に入れておく必要があります。
入札手続きの流れ
入札は意外とアナログな作業でした。具体的な流れは以下の通りです。
- 裁判所で入札書類一式を入手(郵送でも可能)
- 保証金(売却基準価額の20%) を振り込む
- 入札書に金額を記入し、封筒に入れて提出
- 開札日を待つ
私の場合、売却基準価額が300万円の物件だったため、保証金は60万円を事前に振り込みました。この保証金は落札できなければ返還されますが、振込手数料は自己負担です。
入札金額の決め方が最も悩むポイントでした。BITで過去の落札事例を調べると、北海道の住宅系物件は売却基準価額の1.2〜1.5倍程度で落札されているケースが多い印象です。私は1.4倍程度で入札しましたが、結果は別の方が上回っていました。
落札できなかった理由と反省点
開札結果を確認すると、落札価格は私の入札額を15万円ほど上回っていました。競売は「最高価買受申出人」が1人だけ決まる一発勝負なので、読み負けたという感覚です。
反省点としては以下が挙げられます。
- 周辺の成約事例をもっと細かく調べるべきだった
- 利回り計算だけでなく、実需層(マイホーム目的)の入札も想定すべきだった
- 保証金の資金拘束期間を甘く見ていた
北海道では札幌以外の地方都市の競売物件はライバルが少ない傾向がありますが、札幌中心部の物件は競争が激しいと実感しました。
落札後に必要な手続き(参考)
私は落札できませんでしたが、もし落札していた場合の流れも調べていたので共有します。
- 落札後1週間以内に残代金を納付
- 登記手続き(裁判所が嘱託で行う)
- 占有者がいる場合は明渡し交渉または強制執行
- 滞納管理費等の支払い
特に占有者がいる物件は明渡しまでに時間とコストがかかるため、初心者は空室物件から始めるのが無難です。
まとめ
北海道の競売物件に入札してみて、仕組みを理解するには実際にやってみるのが一番だと感じました。書類の準備や保証金の用意など、思った以上に手間はかかりますが、流れを一度経験すると次回以降のハードルは下がります。
競売は安く買える可能性がある一方、リスクの見極めと資金計画が重要です。私は今後も良い物件があれば入札を続けるつもりです。北海道で競売投資を検討している方は、まずBITで物件を眺めるところから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
クズノハ商店 店主
北海道札幌市在住 / 会社員 × 副業FIRE挑戦中
保有資格:FP3級・簿記3級
不動産管理会社をクライアントに持つ会社員。その縁を活かし、道内の物件視察・相場調査・金融機関への融資打診を実践中。 宅建勉強中。合同会社を自分で設立済み。50歳までに月30万円のキャッシュフロー(サイドFIRE)を目標に、北海道での不動産投資を記録・発信しています。